【January 31, 2008】神戸ロータリークラブ月報 Jan/Feb/Mar 2008 Kobe Rotarianvキラン・セティ「神戸ロータリークラブ 例会で講演」(Japanese Onl

インドの真実

キラン・S・セティ ㈱ジュピターインターナショナルコーボレーション

私は神戸生まれ神戸育ちで、国籍はアメリカです。私の親はインドから約50年前に神戸に来て仕事を始めました。今日はベーシックなレベルからのお話ということで、インドがどれだけ巨大な国かというのを、改めて理解していただきたいと思います。 インドの面積は日本の約10倍の320万㎡。日本から、首都のニューデリーまで飛行機でだいたい10時間ぐらい。そしてインドの縦の部分は北部から南部まで飛行機で6時間ぐらいかかります。それだけ巨大な国というのを改めて理解していただければと思います。 それとインドというと皆さん何を想像されますか。もちろんインドとのお仕事や、今だとITという考え方もあると思いますが、私が体験したエピソードのお話をさせていただくと、青年会議所の理事長をやらせていただいたとき、内閣府がタウンミーティングというのを全国でやったときがあったのです。ある日官邸のほうに来いと呼ばれまして小泉首相に2つの提案をさせていただきました。1つは神戸を戦略的にもっと活性化するような、関西全土を考えて、それを国際的に発信してくれないかというお話をさせていただいたとき、小泉首相に非常に前向きな答えをいただきました。2つ目の提案では、高齢化、少子化の時代ですから、インド系の人材をもっと日本の戦略的に使ってみたらどうですかと言ったのですが、首相の答えは「うん。カレーはおいしいね」というものでした。正式の場では、イエス、ノーが答えにくいから、やはりこれがポイントだと思うのです。ニューデリーが首都でビジネスの都市というのがムンバイです。昔はボンベイといわれたのです。全国の学校で教育されている言葉はヒンディ語ですが、実際北と南の人が全貝ヒンディ語が話せるかといったら、そうでもないのが 現状です。皆英語で共通会話をします。100年ぐらいイギリスの植民地だったという影響もあるのではと思います。 宗教はインドの1つの文化の部分です。ヒンズー教が大半で82%、イスラム系が12%になってます。だから人口でいうとインドは1番イスラム人が人口的には多い国かもしれないという説もあります。私の宗教はシーク教です。シーク教の1番わかりやすい部分は、黒い髭かと思います。もともとインドの北部のほうで、軍事的にインドを守ろうという人たちがシーク教というの作り上げたわけなんです。一般的にはインドは仏教の発祥地だから仏教の方多いんだろうというのを思うのですが、案外比率は少ないのです。さて、日本にいる在日インド人の話をさせていただきます。関西系と関東系に大きく2つに分かれています。神戸にだいたい1,000人、250家族、これも北野の方と熊内の方に大きく分かれているのですが、神戸に住みながら大阪で働いてる方が多いんです。家電系と繊維系が船場とかで働いています。それ以外の職業で多いのは宝石関係、これは真珠など北野のほうに固まっています。後は日本に何十年もいると不動産系の仕事とかレストランの仕事とかをやってる方が出てきています。一方、関東はどちらかというと金融関係とかIT系のプロフェッショナルな方が多く、人口は1万2-3千人。関西のインド人は神戸に住んで大阪に働くかというと、やっぱり神戸には国際学校があって、インドクラブだけではなく外国人倶楽部などがあるので、コミュニティの世界が非常に住みやすいわけです。本題のインドのお話をしていきます。今のインドは原材料がいろいろインドにあり、特に鉄鉱石なんか非常に豊富です。1991年より前は、国自体の経済は閉鎖的で外貨がほとんどなくなって破産しかけました。そのときに、日本の鉄鋼会社が長期契約で外資をドーンと入れたわけなんです。成功例がスズキ白動車。今のインドの白動車の市場でもスズキ白動車が確か40%ぐらい。トヨタは最近になって積極的に入っています。隠れた注目の産業が医療品・医薬品の産業なんです。欧米の資本、欧米の技術を取り入れて、特にジェネリックドラッグなんかを世界に発信しています。これからのインドは、雑誌とかでも、2050年には中国、アメリカに次いでGDPで大きくなるのではという期待を持たれてます.。これはほんとに楽観的な期待と僕は見てるのは、やっぱりインフラがまだまだ整備されてない。ニューデリーとかボンベイとかバンガロールとかマドラスとか、ポケット、ポケットでは非常に人件費も上がってきたり不動産も上がってきたり、ボンベイの土地は一部は銀座より高いとこがあるのが現状なので、そういう意味を考 えると、そういう所ばかりが成長しても、やっぱり間のつなげる所が成長しないと、国全体としてまだまだと思います。そういう意味でポケットポケットでしか動いてないようなビジネスチャンスがたくさん出てくるのではないかといわれております。

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